はじめに──資産整理の現場で直面するリアルな悩みに寄り添います
破産管財業務、相続財産管理、任意整理など、弁護士・司法書士の皆様が資産整理の現場で直面する問題は年々複雑化しています。中でも工場設備や業務用機械の整理は、専門知識を要するため一筋縄ではいきません。
- 工場設備や機械資産が残っているが、価値がわからない
- 処分費用がかさみ、財団や相続人に対する説明責任に不安がある
- 短期間で売却・撤去しなければならないが、対応できる業者が見つからない
これらの課題に、私たちは機械専門の買取サービスを通じて、的確かつスムーズな解決策をご提供しています。
当社の機械買取サービスとは──煩雑な機械整理を丸ごとサポート
破産・相続・任意整理に伴う工場設備・業務用機械の売却整理を、私たちは専門に行っています。弁護士・司法書士の皆様にとって最も重要なのは、
- 速やかで
- 確実で
- 説明責任を果たせる
そんな資産整理のサポート体制です。
私たちが取り扱う機械は、主に以下の4種類です。
工作機械
マシニングセンタやNC旋盤など、金属加工工場における主力設備です。中古市場でも需要が高く、適正な価格査定が可能です。

プレス機械
メカプレス、サーボプレスを中心に、自動車部品や各種金属加工分野で使用される機械です。特に大型プレスは搬出ノウハウが求められますが、当社では安全・迅速に対応します。

板金機械
レーザー加工機、タレットパンチプレス、ベンダーなど、板金加工分野の機械も対象です。設備年式や制御装置によって市場評価が変動するため、精度の高い査定が必要となります。

射出成形機
プラスチック成形工場に不可欠な設備です。特にJSW(日鋼)、日精樹脂など人気メーカー品は高価買取が可能です。

このような専門的な機械について、弁護士・司法書士の皆様に負担をかけることなく、ワンストップでサポートいたします。
当社が選ばれる理由──信頼できる資産整理のパートナーに
機械買取業者は数多くありますが、破産・相続・任意整理案件において私たちが選ばれ続けるのには理由があります。
全国無料出張査定と迅速対応
価値のある機械が存在する場合、北海道から九州までどこへでも迅速に現地査定に伺います。急ぎの案件にも柔軟に対応可能ですので、安心してご相談いただけます。
秘密厳守と信頼第一
破産・相続案件では情報管理が何よりも重要です。当社では秘密保持契約(NDA)にも対応し、徹底した管理体制を敷いています。
査定書・目録のご提供
各機械ごとに査定額を明記した目録・査定書を作成。財団管理や相続人への報告にもそのままご活用いただけます。
搬出・撤去作業までワンストップ対応
重量物専門の運搬業者と提携し、クレーン作業、搬出経路の確保、道路使用許可申請まで、煩雑な作業を一括サポートします。
適正価格での買取提案と柔軟な対応
単なるスクラップ処分ではなく、国内と海外の中古市場を正確に読み取り、できる限り高値での売却を実現します。難易度の高い現場や特殊案件にも柔軟に対応いたします。
機械売却を成功させるために押さえるべきポイント
工場設備・機械をスムーズに売却するためには、いくつか重要なポイントがあります。弁護士・司法書士の皆様が事前に理解しておくことで、よりスムーズに、かつ高額での売却につなげることが可能です。
事前準備の大切さ
まず最初に行いたいのが、機械の基本情報を把握することです。
- メーカー名・型番・製造年式
- 設置環境
- 稼働状況(長年放置されていた場合は、いつまで稼働していたか)
こうした情報は査定額に直結する重要な要素です。可能な限り正確に把握し、査定時に提示できるよう整理しておきましょう。
もしこれらの情報が不明であっても、当社では現地確認や写真から機械特定をサポートできますので、気負わずご相談ください。
銘板・現場写真を撮影しておく
機械本体に貼られている”銘板(ネームプレート)”には、重要な情報が記載されています。型番や製造年がわかれば、査定の精度が大きく向上します。
また、機械周辺・搬出経路・工場内の写真も撮影しておくと、搬出可否やコスト試算がスムーズになります。スマートフォンで撮影した簡単なもので十分です。

搬出環境を確認しておく
搬出作業は、売却プロセスにおいて重要なコスト要素です。以下の点について、事前に情報があるとベストです。
- 出入口の寸法(シャッター・通路幅・高さ)
- 工場の前面道路幅、トラックが入れるか。
- ユニック車(クレーン車)は作業できるか?(軒下や電線があると引っかかる)
- 天井クレーンの有無
- 工場にフォークリフトはあるか?
- 電源は確保できるか?(電力会社との契約状況を調べる)
これらの条件によって、搬出作業の難易度や費用が変わり、最終的な買取価格にも影響します。
見積・査定は早めに依頼する
破産・相続・任意整理案件では、売却までのスケジュールが厳しいことも多いでしょう。そのため、早めに見積もり依頼をしておくことが非常に重要です。
早期査定には次のメリットがあります。
- 資産目録や報告書類作成に間に合う
- 債権者集会などで説明責任を果たしやすい
- 市場相場の変動リスクを回避できる
現地確認のスケジュール調整も含め、できる限り早めのご連絡をおすすめします。
ご依頼の流れを詳しくご紹介
ここでは、実際に当社へ機械売却をご依頼いただく際の流れを、より詳しくご紹介します。
1. お問い合わせ・ヒアリング
まずはお気軽にお電話またはお問い合わせフォームからご連絡ください。売却予定機械の概要や現場状況について簡単にお伺いします。
2. 現地確認・無料査定
担当スタッフが現地を訪問し、機械の状態確認、搬出経路の調査を行います。査定はもちろん無料です。
3. 査定結果のご報告・ご提案
現地確認後、数日から2週間以内に正式な査定金額と搬出計画をご提案いたします。必要に応じて、機械ごとの査定目録も作成可能です。
4. 契約・搬出手配
査定内容にご納得いただければ、売買契約書を取り交わします。その後、当社にて搬出・運搬作業を一括で手配いたします。
5. 代金お支払い
搬出完了後、即座に買取代金をお支払いいたします。
売却後に発生しうるリスクとその対策
工場機械の売却を進める中で、弁護士・司法書士の皆様にとって特に注意したいのが”売却後のリスク管理”です。
売却後のクレームリスク
中古機械の売買では、動作不良や隠れた瑕疵に関するトラブルが起きることもあります。売却後に「故障していた」といったクレームが発生すると、破産管財人や相続財産管理人としての責任問題にも発展しかねません。
当社では、買取契約時に「現状有姿」での買取を基本とし、瑕疵担保責任を免責する形で契約書を作成いたします。これにより、売却後のリスクを最大限回避できます。
資産価値毀損リスク
搬出作業において建物や周囲の設備を損傷してしまうと、資産価値毀損という二次的なリスクが生じます。
当社は重量物搬出の専門業者と提携しており、経験豊富なスタッフが細心の注意を払って作業を行います。また、作業中の事故に備えた保険にも加入していますので、万一の際にも対応可能です。
安心してご依頼いただくために──当社のサポート体制
弁護士・司法書士の皆様に安心してご依頼いただけるよう、当社では以下のサポート体制を整えています。
契約書作成サポート
破産財団・相続財産の売却に適した、法的リスクを回避するための契約書ひな型をご用意しています。内容のカスタマイズも可能です。
査定書・目録のフォーマット提供
機械ごとの詳細情報と査定額を明記した目録を作成し、財団管理や相続人説明に役立てていただけます。
スケジュール調整の柔軟対応
債権者集会日程や財産換価スケジュールに合わせ、迅速な査定・搬出対応を行います。タイトなスケジュールでもできる限り対応します。
【まとめ】機械売却は信頼できる専門業者にご相談を
破産・相続・任意整理案件において、工場機械の整理は単なる「物の処分」ではありません。債権者や相続人に対する説明責任を果たしつつ、最善の換価を目指す重要なプロセスです。
そのためには、経験豊富で、信頼できるパートナーを選ぶことが不可欠です。
私たちは、弁護士・司法書士の皆様が直面する現場の悩みに真摯に寄り添い、スムーズで安心できる機械売却を全力でサポートします。
まずはお気軽にご相談ください。