破産寸前…その一歩手前でできる“選択”があります
「もう資金が限界だ…でも、何としてでも破産だけは避けたい」
「従業員の生活や、長年お世話になった取引先との信頼を思うと、どうにかして綺麗に終わらせたいんだ…」
そんな風に、会社の存続の瀬戸際に立たされている経営者の方、本当に胸が張り裂けそうな思いをされていることでしょう。
会社を続けることも、やめることも、どちらもとてつもなく大きな決断です。僕たちマシニングやNC旋盤といった機械の買取業者として、こうした状況に直面する経営者の方々からご相談をいただくたび、その苦悩が痛いほど伝わってきます。
でも、実は、“きれいに撤退する”というのは、決して負けじゃないんです。むしろ、それは立派な、そして非常に戦略的な経営判断なんですよ。
そして、そんな厳しい状況で一番効果を発揮するのが、工場に眠る機械などの資産を処分して資金を確保し、破産を回避するという戦略なんです。これは、決して後ろ向きな選択肢ではありません。
名言に学ぶ:松井秀喜の「集中」の哲学
こんな時、僕がいつも心に留めているのは、国民的ホームランバッターである松井秀喜選手の言葉です。
「自分にコントロールできないことは一切考えない。考えても仕方ないことだから。自分にできることだけに集中するのです。」
松井選手がこの言葉を語ったのは、彼がメジャーリーグでプレーしていた頃、試合中のプレッシャーやスランプ時のメンタルについて尋ねられた時でした。
観客からのブーイング、審判の判定、チームメイトのミス、あるいは自分自身の怪我…。野球選手には「自分にはどうにもできない外部要因」がたくさんあります。
でも彼は、そうしたコントロールできないことに心を乱されるのではなく、“いま自分ができる最善のプレー”、つまり「自分にできること」にだけ集中することの大切さを強調していました。
経営も同じです。銀行融資が止まった、売上が急に落ちた、税金が容赦なく追ってくる──そんな、自分ではどうにもならないように思える外部の圧力があるかもしれません。
しかし、そんな時でも、“自分に今できる一手”に集中することで、必ず出口が見えてくることがあるんです。
「戦略的撤退」の現実的ステップ
では、具体的にどうすればいいのか。破産を回避し、責任ある形で事業を整理するための、現実的な3つのステップをお伝えしますね。
まずは“現金化できる資産”を徹底的に洗い出す。
あなたの工場の中には、もう何年も使っていない工作機械や設備、あるいは長年使っていない治具や周辺機器、さらには使い道のなくなった在庫資材など、「眠っている資産」があるはずです。
この中で、特に機械の売却は、比較的早く、まとまった現金を手にしやすい手段です。まずは、それらをリストアップすることから始めましょう。
現金化の見込みを立て、支払い計画に充てる。
洗い出した資産がどれくらいの現金になるか、査定を通じて見込みを立てます。その上で、「最低限守りたい支払い」、つまり従業員の給与や退職金、工場の家賃、そして日頃お世話になった信頼関係のある取引先への清算など、優先順位をつけて計画的に資金を充てていくんです。
「どう終わるか」は、その後のあなたの人生や、会社を支えてくれた人たちの未来にも影響を残します。だからこそ、この計画が非常に重要になります。
「いま売れるうちに」機械を処分する。
中古機械市場には、常に多様な需要があります。たとえ古い機械でも、まだ動く状態であれば、国内や海外向けに買い手が見つかる可能性は十分にあります。写真と型番が分かれば、私たち買取業者はすぐに概算査定が可能ですし、条件が合えば即座に売却契約へと進めます。
状況によっては、査定から売却、そして現金の受け取りまで、1〜2週間という短期間で完了するケースも珍しくありません。時間は待ってくれませんから、「売れるうちに売る」というスピード感が何よりも大切になります。
よくある質問:「赤字でも買い手はつくの?」
「うち、今赤字なんだけど、そんな会社の機械でも買い手はつくの?」という質問、これもよく聞きます。
答えは**“はい、全く問題ありません”**。
なぜなら、**機械の価値と、それを売る企業の財務状況は、基本的に別物だからです。**たとえ会社が赤字であっても、その機械自体に市場価値があれば、きちんと買い手がつきます。
マシニングセンタやNC旋盤、プレス機などは中古市場で根強い需要がありますし、もし複数台まとめて売却できるのであれば、交渉力が高まり、より良い条件で買い取ってもらえる可能性だってあります。
まとめ:「今、自分にできること」だけに集中しよう
破産を回避し、会社の歴史を責任ある形で終えるための最後の道。それは、「資産を処分して、責任ある撤退をする」という、戦略的な選択肢です。
松井秀喜選手の名言どおり、**「考えても仕方ないこと」に悩み続けるより、いま自分が動けることを一歩ずつ、確実にやっていく。**それが、どんなに苦しい状況でも、静かに、でも前向きに乗り越えるための力になります。
▶ 無料査定やご相談だけでも大歓迎です。今すぐ動かなくても大丈夫です。お客様のご意向を尊重し、安心してご相談いただけるよう努めます。
▶ でも、“自分にできることだけに集中する”ための材料として、まずはあなたの工場にある機械の価値を知ることから、お気軽にご活用ください。




