【実録】日産ショック…仕事激減の中で下された、ある自動車部品工場の「決断」
先日、私たちにご相談いただいたのは、自動車部品を製造されているA工場の社長様(50代)でした。
長年取引のある自動車業界、特に日産自動車の構造改革による影響は大きく、ピーク時にフル稼働していた射出成形機の受注は半減。稼働率はなんと2割以下にまで落ち込んでいました。
そんな折、追い打ちをかけるように、その頼みの綱だった射出成形機が故障。メーカーから提示された修理費用は、驚きの50万円以上。
「この先、仕事が戻ってくる保証もないのに、50万円以上かけて修理しても、また遊ばせてしまうだけになるのではないか…」
社長様の不安は尽きませんでした。修理しても稼働率が上がらなければ、その投資は回収できない。現実的な計算と、先行き不透明な状況を鑑みた結果、社長様が選ばれたのは「射出成形機の売却」という選択肢でした。
なぜ、「売却」が賢明な判断だったのか?機械が壊れたとき、修理する価値を判断する5つの視点
A工場の社長様のように、高額な修理費用を前に「このままでいいのか?」と自問自答する経営者様は少なくありません。その決断を後押しする5つの視点をご提案します。
- 現在の稼働率(過去3か月):
- 50%以上:修理を前提に検討の余地あり。
- 30%以下:特に新規受注が見込めない場合、慎重な判断が必要です。
- 修理費用の大きさ:
- 10万円以下:すぐに修理して再稼働を。
- 30万円以上:投資回収の試算が不可欠です。売却という選択肢も視野に入れましょう。
- 売却価格との比較:
- 修理後にあと何年使えるか、売却せずに保有し続けることで発生するコスト(保守費、電気代、工場スペースの圧迫)を総合的に比較検討しましょう。
- 業界の今後の見通し:
- 主要顧客の動向や、今後受注が見込めるかどうかを冷静に分析してください。
- 他の設備での代替可否:
- 同型機種や、同等スペックの機械が他に既にある場合、稼働率の低い機械は売却を優先する方が効率的です。
「動いていない機械」にもコストはかかる―負債を資産に変える思考
A工場の社長様の決断を後押ししたのは、まさにこの事実でした。 「動いていない機械」は、単なる置物ではありません。
- 保守点検費用: メーカーとの保守契約が残っていれば、稼働していなくても費用が発生します。
- 電源管理費: 故障からの立ち上げには時間と人件費、そして電気代がかかります。
- 工場内スペースの圧迫: 新規設備導入やレイアウト変更の妨げになり、隠れた機会損失を生みます。
- 固定資産税・償却費: 帳簿上は資産でも、実質的な価値を生み出していなければ「負債」でしかありません。
機械を「資産」として見るだけでなく、「負債」として捉え直すことで、売却という選択が明確になります。
「まだ使える」は危険信号?本当に”価値のある”機械か、再確認を
「まだ使えると思っていたんだけどね…」機械の調子が悪いと、多くの経営者様から聞かれる言葉です。 しかし、「機械としては動く」ことと、「経済的に価値を生み出している」ことは全く別物です。
- 熟練オペレーターが退職してしまった
- 最新設備と比較して加工精度が落ちている
- 段取り時間が長すぎて効率が悪い
など、「動いても利益に貢献しない機械」は、もはや“負債”と言えるでしょう。この視点を持つことが、売却か修理かの分かれ道となります。
機械の売却は「撤退」ではなく「選択と集中」の戦略
A工場の事例のように、仕事が少なくなった時に機械を売却する判断は、決して後ろ向きな「撤退」ではありません。むしろ、
- キャッシュフローの安定化
- 管理コストの削減
- 限られたリソースの集中
など、中長期的に見れば、工場経営における前向きな「選択と集中」の戦略に他なりません。 「全部残しておく」ことが正解だった時代は終わりました。今の時代は「持たない経営」も賢明な選択肢の一つです。
あなたの機械は「眠れる資産」かもしれません。まずはお気軽にご相談ください
射出成形機をはじめ、多くの産業機械は中古市場で高いニーズがあります。特に、
- 住友、東洋、日精、JSWなどの有名メーカー製成形機
- 製造から10年以内の比較的新しい設備
- 整備記録や取扱説明書などの書類が揃っている
といった条件を満たす機械は、お客様が想像されている以上の高値がつくことも少なくありません。
「仕事が戻ってくるまでとりあえず置いておこう」と考えていても、機械は時間とともに劣化し、市場相場は下がり続けます。搬出コストも変わることはありません。
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