いや〜、まさかこんなことになるとは…って、人生、何が起こるかわかりませんよね。特に会社経営となると、予期せぬトラブルって結構あるもんです。
その中でも、**「取引先の倒産」**って、本当に青天の霹靂というか、突然のドッヂボールが顔面にクリーンヒットしたような衝撃じゃないでしょうか?
僕ら機械買取のプロとして、これまでたくさんの経営者さんとお会いしてきましたが、大口の取引先が倒産して、一気に資金繰りが火の車になっちゃった…なんて話を、耳にタコができるくらい聞いてきました。
売上の大半を失って、社員さんのお給料や材料屋さんへの支払いが滞り始める…そんな状況に陥ったら、もう頭の中は「どうしよう、どうしよう」でいっぱいになるはず。
そんな時、追加融資は難しいし、新たな取引先をすぐに見つけるのも至難の業。八方塞がりに感じるかもしれません。でも、ちょっと待ってください!
あなたの工場に、もしかしたら**「眠れる資産」が隠されているかもしれませんよ?そう、それが「使ってない機械」や「稼働率の低い設備」**なんです。
今回は、僕らが実際に経験したリアルなエピソードも交えながら、資金繰りが厳しくなる前に動くことの重要性や、狭い工場での搬出の落とし穴まで、包み隠さずお話ししていきますね!
まさに壮絶…町工場社長が下した「工場解体」の決断
これは、僕らが実際に買取で関わらせていただいた、あるプレス加工業を営む60代の社長さんの話です。長年付き合いのあった大口顧客が突然倒産してしまい、売上の7割が一気に吹っ飛んでしまったそうなんです。
「最初は信じられなかったよ。でも、現実は厳しかった…」
社長さんの言葉が、今でも僕の耳に残っています。その後も、なんとか仕入れ先の材料屋さんに支払いを待ってもらいながら操業を続けていたんですが、事業の先行きは全く見えない状況でした。
そこで社長さんが決断したのが、稼働率の低いプレス機2台を売却して、少しでも資金を確保することでした。
ところが、ここでまさかの問題が発生したんです!工場が古くて構造が複雑な上、奥に置いてあるプレス機が物理的に外に出せない…!
結局、その時は搬出しやすい1台だけを売却して、もう1台は諦めざるを得なかったんです。でも、状況はその後も悪化の一途をたどり、翌年には泣く泣く社員さん全員を解雇することに…。
さらに社長さん自身も、過労とストレスで体調を崩してしまい、最終的には**「工場の一部を解体してでもプレス機を出す」**という、なんとも痛ましい決断をされたんです。
「もっと早く手を打っていれば、社員も守れたかもしれない…」
この後悔の言葉を聞いた時、僕らも本当に胸が締め付けられる思いでした。
「売るなら今でしょ!」資金繰りの明暗を分ける”スピード”
この社長さんの事例のように、資金繰りが悪化してから機械の売却を検討するケースって、本当に多いんです。でも、機械を現金化するまでって、実はけっこう時間がかかるってご存知でしたか?
- 査定依頼から訪問、見積もり提示まで: 2日〜2週間
- 会社での検討・承認: さらに数日
- 搬出作業の準備(日程調整、トラック手配など)
- 実際の現場での作業(天候の影響もアリ)
見てください、早くても1週間、場合によっては2〜3週間かかることだってザラなんです。しかも、モタモタしてる間に**「市場価格が下がっちゃった!」とか「機械の状態が悪くなっちゃったから査定額もダウン…」**なんてこともあるかもしれません。
だから、資金がショートする前に、まだ少しでも余力があるうちに動くことが、本当に本当に大事なんです!「いざとなったら機械を売ればいいや」なんて、悠長なことは言ってられないってことです。
あなたの工場にも「お宝」が眠ってるかも?!高価買取が期待できる機械はこれだ!
「でも、ウチの機械なんて、たかが知れてるでしょ?」
そう思っている方もいるかもしれませんね。でも、案外と掘り出し物が見つかることってあるんですよ!どの機械がどれくらいの金額になるのか、これを知っているか知らないかで、資金繰りの選択肢って大きく変わってくるんです。
一般的に、高値がつきやすい傾向にあるのは、こんな設備です。
- 年式の新しいマシニングセンタ、NC旋盤
- 森精機、マザック、オークマ、牧野の人気機種は売りやすい
- サーボプレス機(200t以上の大型は特に注目!)
- 射出成形機(JSW、日精樹脂、ファナックなんかは人気!)
もちろん、20年近く前の古い機械でも、思わぬ高値がつく機種だってあります。逆に、電源が入らないとか、部品が外されちゃってる…なんて状態だと、残念ながら査定額は大きく下がっちゃいますから、そこは注意が必要ですね。
会社を守るための「戦略的撤退」!最後のチャンスを逃さないで
資金繰りが苦しい中で、設備の売却を考えるのは、決して「負け」ではありません。むしろ、**“会社を守るための、賢い戦略的判断”**だと僕は思っています。
- 赤字でも、手元に現金があれば支払いはできる!
- 上手な「撤退戦」ができれば、また再起するチャンスは残る!
- 設備を現金化すれば、金融機関との信頼関係だって維持できる!
そして何よりも、社員さんや、一番大切な家族を守るために必要な選択肢の一つなんです。僕らはこれまで、「もっと早く相談していればよかった…」って、後悔の念にかられる社長さんを、本当にたくさん見てきました。だからこそ、皆さんには同じ後悔をしてほしくないんです。
さあ、今すぐできる3つのアクション!
「よし、じゃあ何をすればいいんだ?!」って思った方は、まずこの3つのアクションを試してみてください!
- まずは無料査定を依頼する!
- 稼働していない機械から優先的にリストアップしてみましょう。
- 設備のリストを作っておく!
- 機種名、型番、年式、動作状況…分かる範囲でOKです。
- 搬出経路の写真を撮っておく!
- 通路の幅、天井の高さ、出入り口・道路の様子…僕らも具体的なイメージが湧きやすいので助かります!
資金繰りが厳しくなる前に、未来への選択肢を広げよう!
僕たちはこれまで、廃業の不安を抱える経営者さんと、何度も現場で向き合い、一緒に解決策を考えてきました。
資金が尽きる前に、一歩踏み出して行動できるかどうか。
それが、あなたの会社の未来を大きく左右する、大切な一歩になるはずです。
▶無料査定・ご相談はこちらからどうぞ!