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マシニングでアラーム414(サーボエラー)が出る原因と対策

弊社は商社のため、故障そのものに関する修理のご相談はお受けできませんが、 中古部品を探すことは可能ですので、お気軽にお問合せください。


アラーム414とはどんなエラーか

マシニングセンタで表示されるアラーム414(サーボエラー)は、主にFANUC系制御で見られる代表的なサーボトラブルの一つです。加工途中で突然機械が停止したり、原点復帰や位置決め動作の最中に発生するケースが多く見られます。

一度リセットすると一時的に復帰するものの、しばらく運転すると再発するという相談も非常に多いアラームです。この状態を放置すると、加工途中停止によるワーク不良や段取りロスが頻発し、生産停止リスクが高いトラブルといえます。


アラーム414が発生する主な原因

機械的な原因

アラーム414の背景には、送り軸の負荷増大が関係しているケースが多くあります。ボールねじや案内面の摩耗が進行すると、サーボモーターに余計な負荷がかかり、位置決めが追従できずエラーとして検出されます。

また、切粉や異物の混入、潤滑不良によって一時的に動きが重くなり、その瞬間にサーボエラーが出ることもあります。

電気的な原因

サーボモーターの劣化や内部絶縁の低下、サーボアンプ異常もアラーム414の代表的な原因です。長年使用された機械では、モーター自体の出力低下や、アンプ内部部品の経年劣化が進んでいることがあります。

配線やコネクタの劣化・接触不良によって、断続的にエラーが出るケースも少なくありません。

制御・設定に起因する原因

機械の状態に対して、加減速設定や送り条件が厳しすぎる場合にも、アラーム414が発生することがあります。補正値で何とか動かしてきた機械では、補正の限界に達したタイミングでエラーが顕在化します。

この場合、毎回同じ条件で出るとは限らず、断続的に発生するため、原因特定が難しくなります。


アラーム414が出た場合の修理費の目安

アラーム414の修理費は、原因箇所によって大きく異なります。

配線やセンサー対応で済む場合は、10万円〜30万円程度で収まることもあります。一方、サーボモーター交換が必要になると30万円〜80万円程度、サーボアンプ交換では50万円〜120万円程度かかるケースが一般的です。

さらに、機械的な摩耗と電気的要因が重なっている場合、修理を進めるほど費用が膨らみ、想定以上の金額になることがあります。


現場で確認できる初期チェックポイント

まず、アラーム414が特定の軸だけで発生しているかを確認します。また、原点復帰時に出るのか、加工中に出るのかによっても原因の方向性が変わります。

送り速度や加減速条件を変えた際に、エラーの出方が変わるかどうかも重要な判断材料です。ただし、無理に動かし続けると症状が悪化するケースもあるため注意が必要です。


修理をおすすめしにくいケース

サーボ系部品の供給がすでに終了している場合や、他の軸・主軸にも不具合が見られる場合は、修理を重ねても根本解決にならないことがあります。

また、修理費が中古機の価値を超える場合や、アラーム414が頻発し再発リスクが高い状態では、長期的な安定稼働が見込めません。


修理か売却・買い替えかを判断する考え方

アラーム414は一度出始めると、再発しやすいサーボトラブルとして知られています。実際、サーボ系トラブルは売却相談が非常に多い症状の一つです。

今後の生産計画や納期への影響を考えたとき、「直す」以外の選択肢として売却・買い替えを検討することも、経営判断として現実的です。


まとめ

マシニングセンタのアラーム414(サーボエラー)は、単一の原因ではなく、複合要因で発生するケースが多いトラブルです。修理費が想定以上にかかることも珍しくありません。

状況によっては、修理を続けるよりも売却・買い替えを選択した方が、生産性や安定性の面でメリットが大きい場合もあります。

トラブルをきっかけに『買い換え』へ踏み切るユーザーは非常に多いです。 もし買い替えをご検討される場合は、弊社買取センターまでお問合せください。