御社の装置は買取対象になるのか?
「この装置、売れるのだろうか?」
「撤去費用の方が高くついてしまわないか?」
東京エレクトロンの 半導体製造装置を使っている企業の設備担当者・管理部門の方から、よく聞く声です。
実際のところ、中古市場では売れる装置・売れない装置の差は非常に大きく、その違いは専門家でなくても、ある程度は事前に判断できます。
この記事では、リユースや中古売買に詳しくない方でも、3分程度で「売却対象になりそうかどうか」を判断できるよう、確認すべきポイントだけを整理しました。
まず結論:売れるかどうかは「5つの項目」でほぼ決まる
東京エレクトロン の装置が売却対象になるかどうかは、次の5つの項目を確認すれば、大きな方向性は見えてきます。
- ① 装置のカテゴリ(工程)
- ② 年式・世代
- ③ ウエハサイズ(300mm / 200mm)
- ④ 稼働状況・停止理由
- ⑤ 欠品・改造の有無
以下、それぞれを詳しく見ていきましょう。
① 装置のカテゴリ(工程)を確認する
中古市場では、まず「どの工程の装置か」が見られます。
東京エレクトロンの装置は、大きく分けると次のようなカテゴリに分類されます。
一般論として、多くの製造ラインで広く使われ続けている工程ほど、中古需要は残りやすい傾向があります。
一方で、用途が極端に限定される装置や、特定プロセス専用に近い装置は、評価が分かれやすくなります。
この段階では、「売れる/売れない」を断定する必要はありません。
「どの工程の装置かを把握する」ことが第一歩です。
② 年式・世代はどのくらい重要か?
次に確認したいのが、装置のおおよその年式・世代です。
よくある誤解として、
「古い=価値がない」
と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
中古市場では、次のような見方がされます。
- 比較的新しい世代:高額だが、条件確認が厳しい
- 中間世代:需要が安定し、評価されやすい
- かなり古い世代:用途次第で評価が分かれる
特に、長期間使われてきた成熟世代の装置は、今も同じ世代のラインで使われていることが多く、中古でも一定の需要があります。
年式が正確に分からない場合は、「だいたい何年前に導入したか」が分かれば、初期判断には十分です。
③ 300mmか200mmかで見え方が変わる
ウエハサイズも重要な判断材料です。
- 300mm装置:先端〜準先端ライン向け。高額になりやすいが条件が厳しい
- 200mm装置:成熟ライン向け。中古需要が幅広い
「300mmの方が必ず有利」というわけではありません。
200mm装置の方が、用途が残りやすく売却しやすいケースも多くあります。
重要なのは、「今も世界のどこかで同じサイズのラインが動いているかどうか」です。
④ 稼働状況と停止理由は正直に整理する
次に確認したいのが、装置の稼働状況です。
- 現在も稼働中
- 最近まで使っていた
- トラブルで停止している
- 長期間保管状態
中古市場では、「なぜ止まったのか」が非常に重要です。
例えば、
・生産終了による停止
・ライン再編による余剰化
であれば、評価は大きく下がりません。
一方、原因不明の故障や、修理途中で止まっている場合は、慎重な見方をされます。
ポイントは、良く見せようとせず、事実を整理することです。
正確な情報がある方が、結果的に話は早く進みます。
⑤ 欠品・改造は「致命的」ではないが要注意
「一部のユニットが外れている」
「現場仕様で改造している」
こうしたケースも珍しくありません。
欠品や改造があると、確かに評価は下がります。
ただし、それだけで即売却不可になるわけではありません。
重要なのは、
- 何が欠けているのか
- 元に戻せるのか
- 用途として成立するか
を整理できているかどうかです。
自己判断で「これはもう無理だ」と決めてしまう前に、一度整理して相談する価値は十分にあります。
ここまでのチェックで見える3つのパターン
5項目を確認すると、多くの場合、次のいずれかに当てはまります。
① 売却対象になりそうな装置
需要のある工程・世代で、情報が比較的そろっているケース。
② 条件次第で評価が変わる装置
年式や構成、稼働状況の確認が必要なケース。
③ 売却より別の判断が現実的な装置
撤去費用や用途を考慮し、別の処分方法を検討した方が良いケース。
大切なのは、この段階で結論を急がないことです。
判断に迷ったら「情報をそろえる」ことが最優先
「判断がつかない」という状態は、決して悪いことではありません。
その場合は、
- 装置名・シリーズ名
- おおよその年式
- 稼働状況
- 現場写真(可能であれば)
を整理するだけで、次の一歩に進めます。
売る・売らないを決める前に、「判断材料をそろえる」ことが重要です。
東京エレクトロンの買取は弊社にご相談ください。
この記事の目的は、価格を決めることではありません。
「専門家に相談してよい状態かどうか」を判断することです。
もし、
- 売却対象になりそう
- 撤去費用が不安
- 自己判断が怖い
と感じたら、早い段階で相談する方が、結果的に損を防げます。
「今すぐ売るつもりはないが、判断材料が欲しい」
その段階での相談も、まったく問題ありません。
半導体製造装置の売却、買取について、ご相談されたい方は、下記のリンクからご相談下さい。




