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廃業するのを社員に言えない。でも機械の値段は知りたい…どうする?

「廃業するかもしれないが、まだ社員には話していない。機械がいくらで売れるかだけ、先に知りたい」

「会社は続ける予定だが、機械を売ると担当の社員が不安になるかもしれない」

工作機械の売却を考え始めた経営者の方から、このような相談を受けることがあります。機械の査定を依頼しただけでも、買取業者から会社に電話が入ったり、工場で機械を見ている姿を社員に見られたりすれば、売却の話が伝わる可能性があります。

社員に伝える時期を慎重に考えている場合、査定はどこまで進められるのでしょうか。機械買取プロ代表の河野に、机上査定、連絡方法、現地訪問時の配慮について聞きました。


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社員に伝える前に査定を依頼することはありますか?

ジョー: 社員にまだ廃業や設備売却を伝えていない段階で、査定を進めたいという相談は、実際にありますか?

代表 河野: あります。当社でも、社員の方にはまだ知られずに進めたいというご相談を、年に数件いただきます。

一つは、廃業を検討しているけれど、まだ正式には決めていない場合です。会社を続ける可能性も考えながら、判断材料として機械の売却額を知りたいということですね。

もう一つは、会社の営業は続けるものの、一部の機械を売却する場合です。その機械を担当している社員の方が売却を知れば、「自分の仕事はどうなるのだろう」と不安になることがあります。そうした事情から、話を進める段階では知られたくない、というご相談です。

ジョー: 査定を依頼すること自体が、社員の方には大きな意味を持って受け止められるかもしれないんですね。

代表 河野: そうですね。廃業が決まっていない段階で機械の買取業者らしき人が工場に来れば、「会社を閉めるのでは」と心配される可能性があります。経営者の方が、まずは静かに金額を確認したいと考えるのは自然なことだと思います。

まずは現地訪問なしの「机上査定」から

ジョー: 社員に知られずに進めたい場合、現地訪問をせずに査定してもらうことはできますか?

代表 河野: まずは机上査定ができます。機械本体や銘板などの写真を送っていただければ、概算の金額をお伝えできます。

例えば、社長ご自身が社員の帰った後や休日に機械の写真を撮り、それをLINEなどで送ってくださることがあります。その情報をもとに、「おおよそこのくらいの金額です」と、最初の金額感をお伝えするわけです。

ジョー: その段階で、売却するかどうかを決めなくてもよいのでしょうか?

代表 河野: はい。廃業するかどうかを考えている途中で、まず機械がどのくらいで売れそうかを知りたい、というご相談もあります。概算を聞いたところで一旦止めておき、方針が固まってから次に進むこともできます。

最終的に正式な見積もりを出す際には、現地で機械を確認する必要があります。ただ、最初の相談からすぐに工場を訪問しなければならない、というわけではありません。

写真を送ることが難しい場合は?

ジョー: 写真を撮って送るのが苦手な経営者の方もいらっしゃると思います。その場合はどう進めればよいですか?

代表 河野: その場合は、社員の方がいない時間に訪問して、当社で写真を撮ったり機械を確認したりする方法があります。

社長ご自身で写真を送るのが難しくても、「社員にはまだ知られたくない」という事情を最初に伝えていただければ、訪問する時間を相談できます。机上査定を利用できないからといって、必ず営業時間中に査定しなければならないわけではありません。


現地査定は時間外や土日にも相談できますか?

ジョー: 実際に工場を見る場合、社員が帰った後や休日に来てもらうことはできますか?

代表 河野: そうしたご要望を受けて訪問したことは何度もあります。「18時以降に来てほしい」「土曜日か日曜日に来てほしい」といった形です。社員の方が帰った後に工場へ入り、機械を確認します。

社員全員に秘密という場合もあれば、社長と工場長、あるいは一部の経営幹部だけが事情を知っていて、立ち会ってくださる場合もあります。誰が事情を知っているのか、いつ訪問してよいのかは、お客様から指示していただくのが確実です。

ジョー: 査定する側としては、普段その機械を使っている方にも話を聞きたいことがあるのでしょうか?

代表 河野: 本音を言えば、操作している方に機械を動かしていただいたり、どう使っていたか、何か問題があったかを聞けたりすると助かります。ただ、会社にはそれぞれ事情があります。社員の方にはまだ伝えられないのであれば、その事情を優先して訪問方法を考えます。

会社への電話で知られないために

ジョー: 訪問だけでなく、買取業者からの電話で社員に知られる可能性もありますね。

代表 河野: あります。会社の代表電話に連絡すると、一般社員の方が電話に出ることがあります。「機械の買取業者から電話があった」と分かれば、それだけで不安が広がる可能性もあります。

そのため、「会社の固定電話には絶対にかけないでほしい」「社長の携帯電話に直接連絡してほしい」と指定されることがあります。当社としても、その連絡方法に従って対応します。

ジョー: メールについてはいかがですか?

代表 河野: 社員の方も見られる共通メールアドレスなら、そこへの連絡は避けた方がよいでしょう。社長専用のメールアドレスを指定していただく方法がありますし、ショートメールや個人のLINEで連絡を取ることもあります。

LINEは機械の写真や動画を送りやすいので、実際によく使います。社長ご本人とのやり取りだけでなく、事情を知っている工場長や専務、社長のご家族を窓口にする場合もあります。大切なのは、誰に、どの連絡先で、どのように連絡してよいかを最初に決めておくことです。

営業時間中の訪問では何に気をつけますか?

ジョー: 「社員にはまだ伝えていないが、営業時間中に来てもよい」という場合もありますか?

代表 河野: あります。その場合は、お客様から事情を聞いたうえで、工場内での発言や行動に気をつけます。社員の方に聞こえる場所で買取や売却の話をしないでほしい、というご要望をいただくこともあります。

車の停め方も一つですね。会社名が入った車を工場の駐車場に停めず、少し離れた有料駐車場を使ってほしい、と言われる場合があります。また、社名入りの服を着て来ないでほしい、といったご相談にもできる限り対応します。

ジョー: そうした配慮をすれば、社員に気づかれずに済むのでしょうか?

代表 河野: そこは保証できません。査定では、どうしても機械を見たり、写真を撮ったり、場合によっては動きを確認したりします。社員の方がいる時間に外部の人が工場に入れば、気になる方もいるでしょう。

「できれば知られたくない」という場合と、「絶対に知られたくない」という場合では、選ぶべき方法も変わります。秘密を厳重に守りたいなら、社員の方がいない時間帯に訪問する方がよいと思います。

依頼時に伝えておきたいこと

ジョー: 初めて問い合わせる際には、どんなことを伝えておくと、希望に沿った進め方を相談しやすいでしょうか?

代表 河野: まず、「社員にはまだ伝えていない」と最初に教えていただきたいです。そのうえで、誰まで事情を知っているのか、社員にどの程度知られたくないのかを伝えていただけると、対応を考えやすくなります。

連絡については、会社の電話を使ってよいのか、社長の携帯だけにするのか。メールなら、指定されたアドレスだけを使うのか。訪問については、営業時間中でもよいのか、社員が帰った後や土日を希望するのか。車を停める場所や服装に希望があれば、それも事前に教えてください。

「秘密にしてください」だけでは、どこに特に気をつけるべきか分からないことがあります。連絡方法と訪問方法を具体的に指示していただくことが大切です。

売却を決める前でも、まず概算を確認できる

ジョー: 最後に、社員にまだ話していないため査定をためらっている経営者の方へ、アドバイスをお願いします。

代表 河野: 廃業するかどうか、機械を売るかどうかを決めるために、まず金額を知りたいということはあると思います。そういう段階なら、最初は机上査定で概算を確認し、そこで一旦止めておく方法があります。

その後、廃業や売却の方針が固まり、訪問できる段階になったら、機械を実際に見せていただいて正式な見積もりに進めます。写真を送ることが難しい場合も、社員のいない時間に訪問する方法を相談できます。

会社の状況によって、適した進め方は違います。まだ社員に伝えていないことを遠慮せず、最初にお話しいただければと思います。

社員に廃業や設備売却を伝える前に、工作機械の価値を知りたい方は、連絡方法についてのご希望も添えてご相談ください。

お問い合わせ

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