コンテンツへスキップ
ホーム » 中古機械買取ブログ » 機械買取 » トラブルとクレーム » 2,000万円超の機械買取、その搬出でトラブル発生!実際にあったクレーム対応事例 [愛知県名古屋市]

2,000万円超の機械買取、その搬出でトラブル発生!実際にあったクレーム対応事例 [愛知県名古屋市]

機械の買取では、「いくらで売れるのか?」という買取価格に注目が集まりがちです。

しかし、実際の機械買取では、査定や金額交渉だけでなく、その後の機械の解体・搬出・積み込みまで無事に終わって、初めて取引完了となります。

特にマシニングセンターやNC旋盤、プレスなどの重量物を搬出する現場では、ちょっとした判断ミスが設備の破損や事故、クレームにつながることもあります。

今回は、私たち機械買取プロが愛知県で実際に経験した、機械搬出時のトラブルについてお話しします。

成功事例だけではなく、こうした失敗やトラブルについてもできる限りお伝えすることで、これから機械の売却を検討されている方の参考になればと思います。


今すぐ、機械買取の相談をしたい方はこちらからどうぞ。


工場移転に伴う大規模な機械売却

今から3年ほど前、愛知県のある会社様から工場移転に伴う機械売却のご相談をいただきました。

プラスチック樹脂などを加工されている会社様で、売却対象となった設備はかなりの台数がありました。

主な設備は、

・ロボドリル 約8台
・木工機械 約10台
・パネルソーなど

です。

ロボドリルは比較的新しく、新しいものでは購入から1~2年程度、古いものでも5年程度という設備でした。

そのためロボドリルだけでもかなりの査定額となり、1台300万円を超える金額で買取したものもあったと記憶しています。

全体では2,000万円を超える規模の買取案件となりました。

他社様でも見積もりを取られていましたが、最終的には買取金額や、他社では値段が付かなかった一部の木工機械についても評価させていただいたことなどから、弊社で買取させていただくことになりました。

ここまでは非常にスムーズでした。

問題が起きたのは、その後の搬出作業です。

ロボドリル8台の搬出は無事に完了

搬出前日には、ロボドリル8台のセットダウン作業を行いました。

台数がありますので、セットダウンだけでもほぼ1日がかりです。

そして翌日、いよいよ搬出。

工場前の道路やトラックの出入り口が狭く、大型車両の出入りにはかなり気を使う現場でした。

周囲で何人も誘導しながら作業を進め、大型トラック4台ほどを使ってロボドリルを搬出。

朝8時頃から作業を開始し、13時頃にはロボドリルの搬出をほぼ終えることができました。

ここまでは大きな問題もなく順調でした。

ところが、並行して進めていた木工機械の搬出でトラブルが発生します。

トラックが工場のシンクに接触

木工機械の搬出を担当していた車両が、バックで工場敷地内へ入ろうとした際のことです。

トラックの角が、工場の外に設置されていた手洗い用のシンクに接触してしまいました。

ものすごい勢いで衝突したという事故ではありません。

しかし、トラックが接触したことでシンクが曲がり、使っていた設備を破損させてしまいました。

当然、お客様からは、

「元の状態に直してほしい」

というお話になります。

しかも、この工場は賃貸物件でした。

工場を退去する際には、大家さんに対して原状回復する必要があります。

そのため、「使える状態にすればいい」という問題ではなく、できるだけ元の状態に戻さなければなりません。

弊社としても、これは搬出作業中に発生したことですから、きちんと修理する必要があると考え、すぐに対応することにしました。


「自分で直せます」が新たなトラブルに

ここで、もう一つ問題が発生しました。

シンクに接触したトラックの担当者が、以前、水道関係の仕事をしていた経験があったようで、

「自分で修理できるので、やらせてほしい」

という申し出がありました。

本人も申し訳ないという気持ちがあったのでしょう。

外部の水道業者に頼むよりも、自分でシンクなどを購入して直した方が早く、費用も抑えられるという考えもあったのだと思います。

そこで修理を任せることになりました。

数日後、新しいシンクなどを用意して修理。

ところが、修理後の状態をお客様に確認していただいたところ、

「以前付いていたものと違う」

「配管も元の状態と違う」

という話になりました。

賃貸工場ですから、これはもっともな話です。

単純に新しいシンクを取り付ければいいのではなく、原状回復という意味では、できるだけ以前と同じ状態に戻す必要があります。

そこでお客様から再度やり直しを求められました。


修理担当者とお客様が口論に

さらに困ったことに、その話をきっかけに修理を担当した本人とお客様との間で口論になってしまいました。

本来であれば、設備を破損してしまった側ですから、お客様の要望を聞きながら冷静に対応しなければなりません。

しかし話がこじれてしまい、お客様もかなり怒られてしまいました。

こうなると、単なるシンクの修理の話ではありません。

機械を売却していただいたお客様との信頼関係にも関わってきます。

そこで、その担当者にはこれ以上現場に関わらないようにして、弊社側で改めて対応することにしました。


名古屋市内の水道業者を探して再修理

翌日から、私自身で名古屋市内の水道業者を何社か探しました。

複数社に相談し、その中から対応が早く、きちんと修理してもらえそうな会社に依頼。

改めて専門業者による修理を行いました。

最終的にはお客様にも状態を確認していただき、

「これなら大丈夫です」

と了承をいただき、無事に解決することができました。

最初の事故から完全に解決するまで、1週間程度かかったと思います。

修理費については、まず弊社で水道業者へ支払い、その後、接触事故を起こした担当者へ請求する形で処理しました。

結果として費用についても解決し、案件自体は無事に終了しました。


機械買取は「買取価格」だけでは終わらない

今回の件で改めて感じたのは、機械買取では査定金額だけでなく、搬出作業を安全に終わらせることが非常に重要だということです。

特に工作機械や大型設備の搬出では、

・重量物を扱う
・フォークリフトやクレーンを使用する
・大型トラックが出入りする
・工場内の狭い場所を通る
・既存設備のすぐ近くで作業する

といった場面があります。

そのため、ほんの少しの不注意が設備破損や事故につながる可能性があります。

弊社でも搬出については普段から協力会社と連携しながら進めています。

幸いこれまで、人身事故や何百万円もの損害が発生するような大きな事故はありません。

ただし、協力会社がさらに別の作業会社や運送会社を手配する場合など、どうしても管理の目が届きにくくなる部分があります。

だからこそ、買取会社側が「搬出は業者に任せたから大丈夫」と考えるのではなく、現場全体に目を配る必要があると考えています。

今回の経験も一つの教訓として、今後さらに安全な搬出作業を徹底していきたいと思います。

機械の売却は搬出まで含めてご相談ください

マシニングセンター、NC旋盤、研削盤、プレス、板金機械などの売却では、機械の査定価格だけでなく、「どうやって工場から搬出するのか」まで考えることが重要です。

「機械が大型で搬出できるか分からない」

「工場の入口が狭い」

「何台もまとめて処分したい」

「工場移転や設備更新に合わせて機械を売却したい」

といった場合も、まずは機械の型番・年式・設置場所などをお知らせください。

機械買取プロでは、機械の買取についてご相談を承っています。

売却できるか分からない機械でも構いません。

写真をお送りいただければ、まずは買取可能かどうか、概算査定からご案内いたします。

工作機械・工場設備の売却をご検討中の方は、機械買取プロの買取お問い合わせページからお気軽にご相談ください。

▶ 機械買取の無料査定・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

機械の買取査定・ご相談はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ファイルのアップロード

    (送信1回につき3枚のみ。4枚以上の場合は自動返信メールに添付してご送信下さいませ。)



    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です