工作機械の査定を依頼するとき、
「どんな写真を撮ればいいんだろう?」
「機械全体だけ撮ればいい?」
「銘板ってどこを撮ればいいの?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は「機械の査定に必要な写真」について、機械買取プロ代表の河野に、ナビゲーターのジョーが詳しく聞きました。
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査定でまず必要なのは「機械全体・銘板・制御装置」の写真
ジョー:
まず最初になんですが、査定のときに「このアングルは絶対欲しい」という定番の写真ってあるんでしょうか?
河野:
そうですね。まず欲しいのが、機械本体の全体が写っている写真です。
正面から、機械全体が分かるように撮影していただきたいですね。
次に必要なのが、銘板の写真です。
ほぼすべての機械に、20センチくらいの金属プレートのような銘板が付いていますので、その写真が欲しいです。
あとは機械にもよりますが、制御装置の型番ですね。
だいたいディスプレイの左上あたりに「MAZATROL」や「FANUC ○○」といった表示があります。
ディスプレイ全体を撮影していただければ、制御装置の型番も一緒に確認できることが多いので、その部分の写真も欲しいですね。
ジョー:
なるほど。機械全体や銘板はなんとなく想像できますけど、制御装置の型番まで必要なんですね。
初めて査定を依頼する人だと、そこまではなかなか気づかないかもしれません。
加工部分の写真から機械の状態が分かる
河野:
そうですね。
あと、余裕があれば撮っていただきたいのが、実際に加工する部分の写真です。
例えばマシニングセンタなら、主軸部分やテーブル部分ですね。
そのあたりを見ると、汚れ具合だったり、「結構きれいに使われているな」とか、「かなり使い込まれているな」といったことも判断できます。
ですので、加工部分の写真も追加で送っていただけるといいですね。
ジョー:
確かに、実際に使われている部分を見ることで、機械の状態も伝わりやすくなるんですね。
写真を実物以上にきれいに見せる必要はない
ジョー:
写真を撮るときに、「少しでもきれいに見せたほうが査定額が上がるのかな」と考える方もいるかもしれません。
そのあたりはどうでしょう?
河野:
写真を加工して、実際の状態よりもきれいに見せるようなことは、逆に困ってしまいます。
基本的には、ありのままの状態が分かる写真を送っていただければ大丈夫です。
こちらとしても、実際の状態が分かる写真のほうが査定しやすいですね。
銘板は暗い場所に付いていることも多い
河野:
写真撮影の注意点として、特に気をつけていただきたいのが銘板ですね。
銘板って、結構見つけにくい場所に付いていることがあります。
機械の横の下のほうだったり、腰より低い位置だったり、場合によっては機械の裏側に回って、上のほうや下のほうに付いていたりします。
そうすると工場の照明が届かず、かなり暗い場合があります。
スマートフォンで撮影してもピントが合わず、文字がぼやけてしまうこともあるんですね。
ですので、一度撮って終わりではなく、何枚か撮影して、その中から一番はっきり文字が読める写真を送っていただくのがおすすめです。
ジョー:
なるほど。
銘板の写真を撮ったとしても、文字が読めなかったら査定に必要な情報が確認できないですもんね。
「とりあえず一枚撮ればOK」ではなくて、撮ったあとにちゃんと読めるか確認したほうがいいわけですね。
古い機械は銘板の文字が読めないことも
河野:
そうですね。
特に10年以上、20年くらい経っている機械の場合、銘板の刻印や文字が消えかかっていることがあります。
例えば製造年の「2000何年」という部分が読み取れなくなっているケースもあります。
その場合は、まずきれいな布などで銘板を拭いてみると、文字が見えるようになることがあります。
それでもどうしても読めない場合は、別の資料から確認する方法もあります。
例えば、その機械を納品したときの説明書、仕様書、納品書などですね。
そういった資料を見ると、年式や購入時期が分かる場合がありますので、銘板が読めないときには代わりの情報として使えることがあります。
ジョー:
これは知っておくと助かりますね。
銘板が読めないだけで「もう査定できないのかな」と諦める必要はなくて、昔の書類などから確認できる可能性もあるということですね。
暗い倉庫に置いてある機械はどう撮影する?
ジョー:
例えば、すでに工場を閉めていたり、普段使っていない倉庫に機械を移していたりするケースもあると思います。
そういう場所で写真を撮るときは、何か注意点がありますか?
河野:
ありますね。
工場がすでに閉まっていたり、本来の工場とは離れた倉庫に置いてあったりすると、倉庫内が真っ暗ということがあります。
また、機械の周りに荷物が置いてあって、機械の一部分しか撮影できないケースもあります。
暗い場合は、できれば照明をしっかりつけて撮影してください。
照明自体が使えない場合は、スマートフォンなどのフラッシュを使って撮影していただく方法もあります。
ただ、金属部分はフラッシュの光が反射して、逆に見えにくくなる場合があります。
ですので、これも何回か撮ってみて、一番状態が分かりやすい写真を選ぶのがいいですね。
できる範囲で機械の周囲を片付ける
河野:
もう一つお願いしたいのが、機械の周りですね。
実際に稼働している工場であれば、機械の周囲にテーブルや工具、荷物など、いろいろなものが置いてあるのは普通だと思います。
全部片付ける必要はありません。
ただ、できる範囲で構いませんので、機械全体がしっかり写真に写るように周囲を片付けていただけると、査定する側としては非常に助かります。
ジョー:
売る側としても、「査定のために工場を全部片付けなきゃいけない」となると大変ですからね。
あくまで、機械の状態が分かる範囲で整理しておけばいいということですね。
実は「搬出経路」の情報もあると助かる
河野:
あと、もし余裕があれば、機械そのものだけではなくて搬出周りの写真もあるといいですね。
例えば、
「機械がシャッターの近くにあるのか」
「工場のかなり奥に置いてあるのか」
といったことです。
そういう情報も結構気になります。
写真があれば分かりやすいですし、写真が難しい場合でも、「工場の奥にあります」「シャッターのすぐ近くです」といった付帯情報を教えていただけると助かります。
ジョー:
なるほど。
査定というと機械そのものだけを撮影すればいいと思ってしまいますけど、実際に買い取るとなれば、その機械を工場からどうやって出すのかという部分も関係してくるわけですね。
査定写真を撮るときのポイントまとめ
今回、河野社長に聞いた内容を整理すると、査定を依頼するときは、まず次のような写真を用意するとスムーズです。
- 機械本体を正面から撮った全体写真
- メーカー名・型式・製造年などが確認できる銘板
- 制御装置のディスプレイ全体
- 主軸やテーブルなど加工部分
- 機械の状態が分かる追加写真
- 可能であれば機械周辺や搬出経路が分かる写真
特に重要なのは、**「きれいに見せること」より「現在の状態が正確に伝わること」**です。
暗い場所では照明やフラッシュを使い、銘板などの細かな文字については、撮影後にきちんと読めるか確認してみてください。
古い機械で銘板の文字が消えている場合には、説明書・仕様書・納品書などから年式や購入時期を確認できる可能性もあります。
ジョー:
初めて機械を売る方だと、「何を撮れば査定してもらえるのか」が分からないことも多いと思います。
でも今回のお話を聞くと、まずは機械全体、銘板、制御装置を押さえて、余裕があれば加工部分や機械周辺まで撮影する、という順番で考えると分かりやすいですね。
河野:
そうですね。最初から完璧な写真を用意しなければいけないということではありませんので、まずは機械の状態が分かる写真を送っていただければと思います。
ジョー:
ありがとうございます。
今回は「機械の査定に必要な写真」について、機械買取プロ代表の河野社長にお話を伺いました。
機械買取プロ、ナビゲーターのジョーでした。
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そんな場合も、まずはお気軽に機械買取プロへご相談ください。
査定用の写真は、最初から完璧にそろっていなくても構いません。
まずは機械全体・銘板・制御装置など、現在撮影できる範囲の写真をお送りください。追加で確認したい箇所がある場合は、必要な写真や情報をご案内します。
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