こちらは2021年に千葉県松戸市の工場より買取した、滝澤鉄工所のフラット形NC旋盤 TAC510 L10 です。
搬出についても非常に楽でした。NC旋盤のすぐ横がシャッターで、さらにその前は駐車場があり、さらに交通量の少ない道路に面しているため、搬出も3時間ほどで終了しました。
コンディションについてですが、年式は2020年と、まだ買って1年しか経過していないため新品同様品でした。弊社でも新しい機械を買い取りすることは多いのですが、購入してから1年しか経過していない機械を買うのはレアケースです。
「勿体ない」は損をする
一般的に、弊社にご依頼いただく機械は、新しいもので5年程度は経過していることが多いです。
それでも購入してから最初の1~2年程度しか使っておらず、3年くらいは勿体ないから処分しないで取っておいた・・・なんていう方がいらっしゃいます。
そんなとき、もう少し早く売って頂ければ高く買取できたのに、と思うことも少なくありません。2年落ちの機械と5年落ちの機械ですと数百万円は違ってきます。
このNC旋盤も550万円近い買取でしたが、3年後でしたら400万円を割っていたでしょう。
自動車と同じで、年式が高くなる(古くなる)ほど、簿価も下がりますし、価値も下がってしまうのです。もちろん、新しくて高性能の機械もどんどん出てきますから、時間が経過するのはマイナスでしかありません。
もし、使う見込みもないのに、「まだ買ったばかりだから」と処分をためらっている社長さんがいらっしゃいましたら、1年でも早く買取に出だされることをお薦めします。
時代に合わせた事業転換と設備更新
その点、こちらの会社さんは、2021年に社長が代わったというのも、売却を決断するいいキッカケになったようです。
(先代が気に入っていた機械だから処分できない、という2代目社長も少なくないですが・・・)
また、こちらの会社の歴史を見ても、1980年代に創業されてから、これまでも時代に合わせて事業転換を繰り返してきたそうです。もちろん、今回の社長交代による新事業の方も、好調なようです。
そのような気風があったため、機械の売却についても合理的に考えることができたのかもしれません。
(お客様のご要望により機械名や所在地など一部フィクションとさせていただいております)
——-
弊社は、現在東北から関東、甲信越、中部、近畿地方で営業展開している機械買取のプロです。もちろん、九州や四国など遠方に工場がある場合もご相談下さい。
買取や見積もり、下見のご相談はこちらからどうぞ。